車両紹介

特急型

20000系「GRANAT」(2022年製造・特急型)

編成:7両

最高速度:160km/h

起動加速度:2.0km/h/s

減速度(常用最大):4.5km/h/s

定員:296名

 

15000系をベースに、信州特急「おおとりグラナート」として運行開始予定の観光特急。東都電車では300系以来約60年ぶりの前面展望車両となる。車内にはより快適な展望Sクラス、4人個室、セミコンパートメント、カフェテリアなどを設置する。東都グループのフラッグシップ特急車両である。

16000系(2021年製造・特急型)

編成:5両・3両

最高速度:130km/h

起動加速度:2.0km/h/s

減速度(常用最大):4.5km/h/s

定員:230名(5両)138名(3両)

特急「いざなぎ」「エアポートリンク」と、一部の「やましろ」に使うとして2021年春改正にてデビューした車両。設計ベースは11000系で、使用している部品は極力同形式に準拠している。分割併合に対応しており、特に「いざなぎ」では鳴門駅で、高松瓦町方面と徳島方面の切り離し・連結を行っている。

15000系(2018年製造・特急型)

編成:7両(おおとり編成)8両(スカイコネクト編成・やましろ編成)

最高速度:160km/h

起動加速度:2.0km/h/s

減速度(常用最大):4.5km/h/s

定員:432名(スカイコネクト編成)344名(おおとり編成)400名(やましろ編成)312名(東都汎用特急編成)

 

特急「スカイコネクト」「おおとり」「やましろ/スーパーやましろ」用として2019年春改正にてデビューした車両。設計ベースは日立製作所がイギリス鉄道各社向けに開発したClass800とClass395。最高速度は160km/hだが、設計上は1067mm軌道、直流1500V電化でも200km/h運転が可能。

先頭の連結機構は緊急時以外に使用することがないため、他社の同型車両とは違い手動となっている。

6000系(2003年製造・特急型)

最高速度:130km/h

起動加速度:1.8km/h/s

減速度(常用最大):4.5km/h/s

 

初代「おおとり」専用車両。基本性能は5000系に準拠しているが、最高速度が130km/hに抑えられるなど性能は控えめ。全8編成が製造されたが、15000系に置き換えられ、現在は一部のライナーや特急「あさひ」に充当されている。

2023年に東都線内の定期運用から引退し、大半は鳴門うみかぜ鉄道に譲渡される予定。

5000系(2003年製造・特急型)

最高速度:160km/h

起動加速度:1.8km/h/s

減速度(常用最大):4.5km/h/s

 

2代目「スカイコネクト」及び3代目「やましろ」専用車両。「スカイコネクト」からは撤退済で、現在は「やましろ」と「コズミックライナー」の運用に入る。


近郊型・通勤型など

13000系(2023年製造・通勤型)

最高速度:130km/h

起動加速度:2.5km/h/s

減速度(常用最大):4.3km/h/s

定員:714名(6両固定編成)

 

筑州鉄道待望の新型車両。

基本編成は初の6両固定編成で、後ろ2両は特別車となっている。

12000系(2021年製造・通勤型)

最高速度:130km/h

起動加速度:3.0km/h/s

減速度(常用最大):5.0km/h/s

定員:1266名(8両固定編成)

      

東都10000系の名阪鉄道仕様・前面デザイン以外に大きな差はないため、厳密には「10000系2000番台」と区分されている。しかし、搭載されているVVVFインバータすべての編成でフルSiC-MOSFET素子のものになっている。

 

11000系(2016年製造・近郊型)

最高速度:130km/h

起動加速度:2.5km/h/s

減速度(常用最大):4.3km/h/s

定員:1090名(8両固定編成)

 

空港アクセス快速急行の専用車両として登場。基本的には東都電車・名阪鉄道の快速急行に充当されるが、一部短編成車両はローカル地区の運用にも入る。基本設計は10000系と共通とし、メンテナンスの簡便化も図っている。

10000系(2015年製造・通勤型)

最高速度:130km/h

起動加速度:3.0km/h/s

減速度(常用最大):5.0km/h/s

定員:1590名(10両固定編成)

 

大横線や千葉本線など、東都電車の主幹路線で運用中の通勤型車両。東都電車では久しぶりとなるA-Train工法を採用した車両となった。また、東京都心グループの鉄道車両では初めてSiC素子を採用したVVVFインバータを搭載した(1次車はハイブリットタイプのIGBT制御車、2次車はフルSiCのMOSFET制御車)

8500系(2014年製造・急行型)

最高速度:130km/h

起動加速度:2.5km/h/s

減速度(常用最大):4.3km/h/s

定員:104名(2両固定編成)

 

8000系と連結する筑州鉄道特急の指定席車。扉付近はデッキを設けており、客室内の静粛性を高めている。座席はリクライニングシートとし、高い居住性を提供している。

また、2編成を連結してライナー列車として運用されることもある。

8000系(2014年製造・通勤型)

最高速度:130km/h

起動加速度:2.5km/h/s

減速度(常用最大):4.3km/h/s

定員:610名(4両固定編成)

 

7000系をベースに製造された筑州鉄道の車両。同社の車両は1990年代に新型車両が導入されたのを最後に、新型車両が導入されてこなかった。そのため、8000系で全編成を一気に置き換えることにした。

一部座席がボックスシートになっており、長距離運用にも入れるようになっている。

 

7000系(2013年製造・通勤型)

最高速度:130km/h

起動加速度:3.0km/h/s

減速度(常用最大):5.0km/h/s

定員:1266名(8両固定編成)

 

名阪鉄道待望の新型通勤電車。6両から8両まで、高槻線以外の幅広い通勤運用に入る。2000系をベースとしているが、扉位置を揃えたいという名阪鉄道の要望を反映し、それを変更している。同車を用いて名阪鉄道は旧型車の置き換えを進めた。

 

3000系(2009年製造・近郊型)

最高速度:130km/h

起動加速度:2.5km/h/s

減速度(常用最大):4.3km/h/s

定員:1090名(8両固定編成)

 

2000系の扉枚数を変更した車両。主に快速急行として活躍する。長野から関東、名古屋から神戸まで幅広い地域で見ることができるため、非常に驚かれることが多い。

2000系(2007年製造・通勤型)

最高速度:130km/h

起動加速度:3.0km/h/s

減速度(常用最大):5.0km/h/s

定員:1582名(10両固定編成)

 

JR東日本E233系ベースの車両。従来は独自設計が基本だったため、この大幅変更は非常に驚かれた。東都電車向けに相当数が製造されたが、1000系の全てを置き換えるまでには至らなかった。

800系(1997年製造・通勤型)

最高速度:130km/h

起動加速度:3.0km/h/s

減速度(常用最大):5.0km/h/s

定員:1228名(8両固定編成)

 

21世紀にも通用する次世代の通勤型車両として、当時の最新技術を意欲的に取り入れた車両。日立製のGTOサイリスタ制御VVVFインバータを搭載し、ATC制御にも標準で対応した。
現在は運用範囲を各線の各駅停車のみとし、各種更新を行い10000系に近い仕様となっている。

700系(1997年製造・近郊型)

最高速度:120km/h

起動加速度:2.5km/h/s

減速度(常用最大):4.3km/h/s

定員:414名(3両固定編成)

 

老朽化した400系の置き換えと、のため登場。4両固定編成で登場し、12両~8両での運用を行った。現在活躍する近郊型では唯一、連結部の幌をつなぎ、先頭車両同士の連結であっても通り抜けができる。しかし製造数が多くなかったことから、その主命は果たせなかった。現在は内装・制御機器類ともに11000系の仕様に準じた更新工事が施工され、熊谷以北でのみ活躍する。

4000系(1989年製造)

最高速度:110km/h

起動加速度:2.5km/h/s

減速度(常用最大):3.0km/h/s

定員:640名(4両固定編成)

 

筑州鉄道初のVVVFインバータ制御の車両。

1000系(1986年製造・通勤型)

最高速度:110km/h

起動加速度:2.5km/h/s

減速度(常用最大):3.5km/h/s

 定員:992名(7両固定編成)

 

デビュー当初は6両の基本編成と4両の付属編成を製造し、4両から12両まで需要に応じた編成運用を行っていた。経営統合後の車番整理により、東都600系と名阪7500系がほぼ同一仕様だったため、1000系として車番変更された。また、両社では初となるVVVFインバータ制御車両(日立製初期型GTOサイリスタのもの)となっている。

2012年から比較的新しい車両に対して内装の更新工事を施工し、東都電車所属車は2000系と、名阪鉄道所属車は7000系とほぼ同一の仕様になった。この更新工事の際に発生した一部の車両は鳴門うみかぜ鉄道などの地方私鉄に譲渡されている。


直通他社の車両

35000系(大都市総合開発鉄道・特急型)

編成:4両・6両

最高速度:130km/h

起動加速度:3.5km/h/s

 

大都市総合開発鉄道の特急型車両で、東都電車15000系とほぼ同一の設計となっている。東都電車へ特急「横浜むさしの」号として直通してくる。

 

1000系(若葉急行電鉄)
編成:10両
千葉本線に直通。八王子〜成田空港・千葉を走破する。


退役車両一覧

500系(1986年製造・特急型)

最高速度:140km/h

起動加速度:1.8km/h/s

減速度(常用最大):4.0km/h/s

 

初代「スカイコネクト」専用車両。成田空港直通開始のお祭りムードの中、最新機軸を盛り込んだ車両としてデビューした。しかし140km/h運転に耐え切れず、2003年の5000系導入と同時に「スカイコネクト」から撤退。その後は最高速度を120km/hに制限し、臨時列車や特急「あさひ」に充当されたが、2013年に引退した。なお、同型車両として、名阪鉄道に導入された2代目「やましろ」専用車両の5500系が存在する。

 

旧7000系(1978年製造・急行型)

最高速度:115km/h

起動加速度:1.7km/h/s

減速度(常用最大):3.5km/h/s

定員:567名(4両固定編成)

 

名阪鉄道が桑名〜舞子の長距離列車向けに導入した快速急行専用車両。高い居住性と乗り心地の良さで人気を博した。

2015年に惜しまれつつも引退し、現在は鉄道と空の博物館(千葉県)と伊丹鉄道航空博物館(大阪府)に1両ずつ保管されている。

それに加え、岸和田車両基地で4両1編成が動態保存されている。

400系(1971年製造・急行型)
最高速度:110km/h(快速急行専用車は115km/h)

起動加速度:1.7km/h/s

減速度(常用最大):3.5km/h/s

定員:295名(2両固定編成)

 

2021年まで活躍していた車両で、晩年は上州線熊谷以北のみで運用されていた。名阪鉄道でも同型の車両が製造された他、東都電車吸収前の長野信州鉄道へリースされたことから、比較的全国区で見ることができた。

200系(1964年製造)

最高速度:105km/h

起動加速度:2.5km/h/s

減速度(常用最大):3.5km/h/s

定員:640名(4両固定編成)

 

試験的要素の強かった100系の改良版という形で本格的に導入されたカルダン駆動の車両。すべての編成が4両固定編成で落成し、上州線を除く当時の東都電車前全線で活躍した。晩年は一部先頭車の運転台撤去などの更新を実施し、6両固定編成と8両固定編成となり、大横線とよこはま南線の各駅停車として活躍し、2004年に引退した。

100系(1954年製造)

最高速度:100km/h

起動加速度:2.3km/h/s

減速度(常用最大):3.0km/h/s

定員:640名(4両固定編成)

 

東都電車初のカルダン駆動の車両。試験的要素が強かった車両であったため、旧型電車を参考にした片開きの扉などを採用している。すべての編成が4両固定編成で落成し、当時の東都電車全線で活躍した。晩年は桐生線とよこはま南線で活躍し、1995年に全車引退した。

2500系(1958年製造・特急型)

最高速度:120km/h

起動加速度:1.6km/h/s

減速度(常用最大)4.0km/h/s

 

 

名阪鉄道唯一の連接型車両。「やましろ」専用車両としてデビューした。当初は11両編成(通勤型7両に相当)で登場したが、需要減少を受けて6両編成(通勤型4両に相当)に短縮。さらに「しきなみ」など他特急にも充当されることになった。


素材提供

七郷空想事業部様(6000系・5000系・7000系・2500系、その他大都35000系・若急1000系以外の前面デザイン)

NegitukaiTNB様(100系・200系・400系・700系・800系・1000系・2000系・3000系・7000系・8000系・8500系・10000系・11000系の側面デザイン、15000系・大都35000系)

わかきゅー様(若急1000系)