東京都心グループの電車は、比較的多くの種別が走っていることで知られています。その為、簡単な紹介を以下にご用意いたしましたので、ご参考にしてください。
<種別一覧>
■各駅停車
全ての駅に停車する電車です。
■普通
全ての駅に停車する列車です。上州線と長野線でのみ運行されています。
■準急
一部の駅を通過する電車です。松谷線の電車と、一部時間帯の大横線急行電車にのみこの種別が使われます。区間によっては各駅に停まることもあります。
■通勤準急
通勤時間帯のみに運転する電車です。準急より停車駅を削減しています。
■快速
一部の駅を通過する電車です。大横線緩行電車と、千葉本線の若急線直通電車、名阪鉄道の電車にのみこの種別が使われます。区間によっては各駅に停まることもあります。
■通勤快速
通勤時間帯のみ運転する電車です。快速より停車駅を削減しています。
■急行
多くの駅を通過する電車です。末端区間では各駅に停まることもあります。また、一部には指定席車両を連結した臨時列車もあります。
■空港急行
羽田空港と成田空港を発着する列車です。急行よりも停車駅を削減しています。
■通勤急行
通勤時間帯のみ運転する電車です。急行より停車駅を削減しています。
■快速急行
特急とライナー以外では一番早い列車です。熊谷以北(東都電車)大津以西(名阪電車)の区間を除き、各駅に停まることはありません。
■ライナー
基本的に「ホームコネクト◯◯」の愛称がついた列車です。ご利用には380円の指定席券が必要です。
■特急
一番早い列車です。ご利用には区間に応じた特急券が必要です。なお、指定席券は必要ありませんが特急列車は全席指定となっています。
<快速以下の種別と急行以上の種別の違い>
快速以下の種別は複々線区間で緩行線(外側の線路)を、急行以上の種別は複々線区間で急行線(内側の線路)を走ります。
東都電車には準急と快速が混在していますが、準急は池袋・新宿を通る松谷線または大横線の電車として、快速は池袋・新宿を通らなず和光市・荻窪を経由する大横線の電車として使い分けています。
<電車と列車の違い>
2つの言葉を使い分けていますが、ご利用の上での違いはありません。歴史的経緯が理由で、社内では10秒単位で時刻設定をしているものを「電車」、15秒単位で時刻設定しているものを「列車」と使い分けています。